キタルファ卿はデルタ卿の素顔に驚きます。
デルタ卿は兜を拾い上げて被り、もう騎士ではいられないと告げました。
キタルファ卿はパーシヴァル国に立ち寄った時に
貴婦人達がデルタ卿に不審を抱くように植え付けた者がいると耳にしました。
その人物はデルタ卿の強さと王からの信頼の大きさに嫉妬していた騎士でした。
キタルファ卿はその騎士を倒し、急いで東の森に駆けつけて来たのです。
デルタ卿はキタルファ卿に感謝し、自分の国に帰っていきました。
デルタ卿は王に冒険の話を聞かせ、自分の騎士の称号を捨てました。
一人の少女が丘の上で自分の国を見つめていました。
少女の名はデルタ姫と言います。
こうして、デルタ卿の冒険は終わったのでした。
絵本『騎士デルタ』
三部作の第三話目。
見開き11&12ページ・13&14ページ・15&16ページ・17&18ページ。
左開きになります。
絵本『騎士デルタ』はこれにて連載終了致します。
最後まで読んでくださって有り難う御座いましたm(_ _)m
更新日2008/01/04
ブラウザバックお願いします